MOF(Meilleur Ouvrier de France=フランス国家最優秀職人)は、フランス文化を担う最も優れた継承者たるにふさわしい高度な技術、知識を持つ職人にのみ授与される称号。フランス労働省の主催で業種ごとにコンクールが行われている。称号の授与は大統領官邸で行われ、その栄誉は日本の「人間国宝」に相当。社会的にも大変高い評価を受ける。

ご愛顧いただいている皆様に特別なお知らせ
MOF(Meilleur Ouvrier de France=フランス国家最優秀職人)は、フランス文化を担う最も優れた継承者たるにふさわしい高度な技術、知識を持つ職人にのみ授与される称号。フランス労働省の主催で業種ごとにコンクールが行われている。称号の授与は大統領官邸で行われ、その栄誉は日本の「人間国宝」に相当。社会的にも大変高い評価を受ける。
1961年仏イヴリーヌ県生まれ。名だたる老舗ショコラトリーで活躍後、2004年MOFショコラティエを取得。2006年に独立し、モンブリゾンにアトリエ兼1号店を開設。2009年にはリヨンに2号店、2014年にはアンドレジュー=ブテオンにアトリエ兼3号店をオープンした。2012年、CCC (フランスで権威あるチョコレート愛好家協会)の品評会にてフランス最高峰のショコラティエ12名に選出され、その中で最高位の「5タブレット」と「アワード」を受賞。ショコラ界で知らない人はいない重鎮と称賛されている。
ブティック所在地
モンブリゾン店:33, rue Tupinerie, 42600 Montbrison, France
リヨン店:27, rue Tupin, 69002 Lyon, France
アンドレジュー=ブテオン店:12, rue Jules Védrines, 42160 Andrézieux-Bouthéon, France
1964年仏ニース生まれ。数店のミシュランレストランでシェフ・パティシエを務めた後、製菓学校の講師や製菓関連企業の商品開発に携わる。2004年MOFショコラティエを取得。2007年よりカンヌ郊外のアトリエに拠点を置き、最高級ホテルなどにショコラや焼菓子を提供。2021年、自宅からほど近いヴァルボンヌに1号店となるブティックをオープン。2019年にはカンヌに2号店をオープンした。ショコラ作りでは柑橘系の素材を得意とし、"柑橘の魔術師"とも称される。
ブティック所在地
ヴァルボンヌ店:11, rue de la République, 06560 Valbonne, France
カンヌ店:3, rue Fontaine, 06400 Cannes, France
1976年仏アヴィニョン生まれ。18歳からフランス各地のパティスリー・ショコラトリーのもとで修業を積む。2002年アヴィニョン郊外のシャトーナールに自らのブティックをオープン。2011年MOFショコラティエを取得。2015年CCC (フランスで権威あるチョコレート愛好家協会)の品評会にて「アワード」を受賞。2019年、フランス政府より優れた技術を持つ企業に対して与えられるEPV(無形文化財企業)にブティックが認定。故郷を愛する地元密着型のショコラティエ。
ブティック所在地
6, cours Carnot, 13160 Châteaurenard, France
毎月お届けするショコラのご紹介
トリュフ・ショコラ
ナチュール&シトロン
各9粒
2つの個性を楽しむ、
フランスの冬の風物詩ショコラ。
ころんと可愛らしいショコラの中に閉じ込めたのは、リッチにとろけるガナッシュクリーム。ビターなカカオの奥深さと上品な甘さが調和する〈ナチュール〉、バニラと黒胡椒のアクセントが香るレモン風味の〈シトロン〉をお届けします。
コフレ・エスカル・グルマンⅠ
12粒
一粒に宿る、
アヴェッカー氏の旅とインスピレーション。
アヴェッカー氏がショコラティエとして訪れた、世界各地の風土と素材をショコラに投影。福岡は黒ごまと抹茶、ムンバイはチャイマサラ、香港は花椒など、それぞれの土地で出会った記憶をショコラ一粒一粒に映し出しました。
ビーユ<ナッツ&コンフィ>
約160g
気づけば次の一粒へ。
魅惑の味わいに、やみつき必至。
こだわりのナッツ、オレンジとジンジャーのコンフィを、それぞれ丁寧にショコラでコーティング。香ばしくザクザクとしたナッツ、ほんのりと甘いコンフィがショコラと重なり、シンプルながらも素材の個性が引き立つ、抜群のバランスに仕上がっています。
赤いフルーツのショコラアソート
15粒
赤系果実と上質なカカオが奏でる、
麗しのハーモニー。
カシスやラズベリー、チェリーなどの赤系果実を使用して仕立てたショコラ。果実の甘酸っぱく爽やかな酸味を、コク深いショコラがやさしく包み込みます。一部にはスミレとバラの花をあしらい、上品な彩りを添えました。
コフレ・モン・アムール
12粒
見た目にも味にも恋をする、
ときめき溢れる極上コフレ。
“モン・アムール=私の恋人”をイメージして作った、見た目も可愛らしいアソート。シンプルなカカオ豆のガナッシュから、トンカ豆やジンジャーなど斬新なフレーバーまで、個性豊かな一粒が恋のように心をときめかせます。
オランジェット
約150g
素材を活かし、極めた名品。
ベル氏の傑作ショコラ。
ネーブルオレンジの皮を数日間かけてシロップに漬け込んだ後、香り高いダークショコラをまとわせました。さらに、スライスアーモンドをアクセントに効かせています。ジューシーで爽やかな味わいに、ビターで香ばしい余韻が心地よい仕上がりです。
キャラメルサブレ コーヒー
16枚
大人気のサブレから
待望の新フレーバー登場。
ザクザク食感のサブレにコーヒー風味のキャラメルをのせ、ミルクとダークのショコラでコーティング。重厚感たっぷりの濃厚なサブレに、コーヒーのほろ苦さが絶妙にマッチ。1枚で満足感のある至福のショコラです。
コフレ・エスカル・グルマンⅡ
(12粒)
12粒
世界各地の記憶を、
ショコラに閉じ込めて。
アヴェッカー氏が仕事で訪れた都市をイメージしたアソートの第2弾。北京はキンモクセイ、シドニーはユーカリ、ヘルシンキはリコリスなど、珍しい素材を多数使用。卓越した感性と技で、各素材を唯一無二のショコラへと昇華させています。
ボワット・プラリネ(16粒)
16粒
ナッツの魅力、ここに極まる。
究極のプラリネセレクション。
高品質なナッツを贅沢に使用した、プラリネだけの特別なアソート。王道のアーモンドやヘーゼルナッツはもちろん、ココナッツなど個性豊かな味わいも揃えました。芳醇な香ばしさとともに、一粒ごとにプラリネの奥深さと出会えます。
アグリュム・コンフィ・オ・ショコラ
約120g
南仏の風運ぶ、
柑橘とショコラの甘美なる共演。
ダークショコラに包まれているのは、レモン、オレンジ、マンダリンの3種の柑橘コンフィ。コトコトと丁寧に煮込み、みずみずしく柔らかな食感に仕上げています。“柑橘の貴公子”と称されるカンプリニ氏だからこそ生み出せる、果実の魅力溢れるショコラです。
旅するショコラシリーズ
12粒
世界を旅するように味わう、
ショコラで巡る冒険。
世界各国の素材をショコラに仕立てた、ブティックの人気シリーズ。メキシコはとうもろこしのプラリネ、モロッコはミントティーのガナッシュ、エクアドルはカカオニブのプラリネなど、ショコラで巡る世界旅行へご招待します。
ブール・キャラメル
16粒
カリッ×トロリ。
ミルキーな一粒の誘惑。
果物やコーヒー、バニラなどのフレーバーをなめらかなキャラメルに。カリッとしたショコラの中に閉じ込め、食感のコントラストを生み出しました。五感をくすぐる繊細で上質な味わいは、口にするたび心をほどいてくれます。
小山 進氏 パティシエ&ショコラティエ
「パティシエ エス コヤマ」オーナーシェフ
1964年京都生まれ。1983年に神戸の「スイス菓子ハイジ」入社。数々の菓子コンクール(兵庫県クリスマスケーキコンテスト県知事賞、TVチャンピオン他多数)で優勝し、2000年独立。「パティシエ エス コヤマ」を設立し、全国十数社の商品開発および技術指導を行う。2003年より兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」を開店。2011年、CCC(フランスで権威あるチョコレート愛好家協会)の品評会にて、外国人・初出品ながらも、最高位の「5タブレット」と「外国人最優秀ショコラティエ賞」をW受賞という、史上初の快挙。その後現在まで11度の最高位を獲得し、2019年にはこれまでの功績を讃えられ、「トップ・オブ・ショコラティエ」の一人として表彰を受ける。多数のメディアに出演しながら、お菓子づくりだけでなく幅広い創作活動に従事。絵本を3冊出版するなど、表現の幅を広げている。
MOF最高級ショコラ頒布会
3つのオススメポイント

<フィリップ・ベル氏へのコメント>
彼は奇をてらった素材を使わない。珍しい素材を使わず、ショコラそのもののクオリティーで勝負しているのがよく分かります。ベルさんの作品に触れると、本当に丁寧に精巧に作られていて、納得いくまで妥協しないプライドを持っていることがよく分かり、同じ職人としてとても共感します。
彼の代表作「オランジェット(※本頒布会4月お届け)」ひとつ取っても、もはや芸術の域です。まず、オレンジに合うコーティングのショコラをしっかり選んでいる。アーモンドも使っているけれど、アーモンドが勝ちすぎず、でもサクサクした食感もあり、オレンジの味わいがしっかり感じられるようなコーティングの厚さに工夫されている。「オランジェット」を作るショコラティエはたくさんいるけれど、これほど高いクオリティーで表現できるショコラティエはなかなかいないと思います。「本当に美味しいショコラってこういうものを言うんだなぁ」としみじみ感じてしまうようなショコラを作り上げるのがフィリップ・ベルという人物です。